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コーワタンク 22.3.22
コーワタンク
コーワタンクの正面の写真です。
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コーワタンクの横位置の写真です。
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コーワタンクの説明文章です。
定年退職後の私の日課として、毎日手作りカメラの材料を探すのが目的で、堺の自宅から定期券を購入して、大阪市内の中古カメラ店回りをしていました。
 ある時は天王寺から恵美須町を経て、日本橋から難波、心斎橋と、部品探しに歩いて、中古カメラ店のウインドウや店のジャンクコーナー等を手当たり次第に覗きまわり、目ぼしいものがあれば何かの役に立つものとカバンに一杯になるまで詰め込んでいました。
 ちょうどある店で見付けたのがコーワスーパー6の交換マガジンで、蓋が付いている新品同様のものでした。
 これはカメラになるぞ!!と思って、少し高かったのですが購入することにしました。マガジン部は金属ですが、蓋の部分はプラスチックの合成でしたが、厚さも適当で光線漏れの心配もないようでしたので、早速家に帰り、製作の為の構想と設計図を頭の中に書くことにしました。
 マガジンは6×6判で120フイルムと220フイルムが使えるようになっていますから、レンズの選定としてはなるべく広角に近いものが面白いと考えて、以前購入してありました「ホースマン62mmF5.6」のシャツターなしのものがありましたので、フジカ6のジャンクボデーから取り外したヘリコイド付きのセイコーシャツター00番にはめ込んで、絞りと距離目盛を調整し、フランジバックを測りますと、ボデー側には何の調整もしなくてインフが出ることが判り、前面にヘリコイドの直径に合わせて穴を開け締め付けて成功しました。このカメラを製作する上で一番苦労をしたのは、フイルム巻上げと自動ストップの解除の方法でした。ボデーの横に縦の細い穴を明けて内部との連結をしました。巻上げノブはオリンパスワイドのものを流用し、ファインダーは上部にアクセサリーシューを付け、ロシア製の35mm用に両端に黒い紙を貼って6×6の画面に会うようにし、完成を見たのであります。
by otc123jp | 2010-03-22 15:07 | 手作りカメラの紹介
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